“法政三羽ガラス”富田勝氏が死去 田淵幸一氏「あいつは本当の親友」

[ 2015年5月26日 23:30 ]

南海時代の富田勝氏

 南海(現ソフトバンク)や巨人、日本ハムなどで内野手として活躍した富田勝(とみた・まさる)氏が26日午後5時32分、肺がんのため大阪市の病院で死去した。68歳だった。

 法大時代は三塁手として活躍。田淵幸一(68)、山本浩二(68)の両氏とともに「法政三羽ガラス」と呼ばれるなど活躍し、68年ドラフト1位で南海に入団した。

 ▼田淵幸一氏の話 あいつは本当の親友。病状を聞いて気になっていただけに、本当に残念。言葉もない。ガッツのある本当のファイターで、私が大学で主将の時も何度も助けてくれた。

 ▼法政大時代の監督だった松永怜一さんの話 闘志の塊みたいな男だった。三羽がらすのおかげで法政の黄金時代が築けた。私の監督人生最高のチームの主軸を担ってくれた。田淵、山本の活躍も富田が持ち前のリーダーシップを発揮してチームを引っ張ってくれたからだと思う。法大の創部100周年を一緒に祝いたかったのに残念でならない。

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