原監督、通算900勝達成にも「個人としての感想はない」

[ 2015年5月26日 22:06 ]

<巨・西>通算900勝を達成して花束を手に笑顔を見せる原監督

交流戦 巨人11―1西武

(5月26日 郡山)
 巨人は打線が13安打11得点と猛攻を見せ、投げては先発の菅野が1失点の完投でリーグトップの6勝目。投打がガッチリとかみ合い、交流戦の初戦に快勝した。

 「打つべき人が打って、いいスタートが切れた」。原監督はそう満足げに語り、交流戦前に鍵を握ると見ていた坂本と長野の一発には「このところ2人は上り調子だった」と頬を緩ませた。

 惜しくも前回登板の阪神戦に続く2戦連続の完封勝利を逃した菅野については「状態は良い。点差が開いたが、集中力を切らさずに、精度よく、緩急をつけていいピッチングをしたと思う」とその122球を称えた。

 この勝利で史上14人目となる監督通算900勝を達成。巨人の監督では川上哲治(1066勝)、長嶋茂雄(1034勝)に続いて3人目となる節目の記録に指揮官は「選手などスタッフ全員で900という数字を“積み重ねさせていただいた”という印象。まったく個人としての感想はない」とコメント。気持ちは早くも次の1勝に向かっているようだった。

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