カブス指揮官、チームの不規則な日程に不満吐露「厄介だ」

[ 2015年5月26日 17:37 ]

カブスのジョン・マドン監督 (AP)

ナ・リーグ カブス1―2ナショナルズ

(5月25日 シカゴ)
 カブスのジョン・マドン監督(61)が25日に行われたナショナルズとの試合後、チームの不規則な日程について不満を漏らした。

 カブスは前日24日にダイヤモンドバックスと敵地アリゾナでデーゲームを行い、移動日なしでシカゴに戻ると、再びデーゲーム。さらにこの日からのホーム6連戦は毎試合開始時刻が異なる。おまけに週後半のロイヤルズ3連戦はデーゲームとナイトゲームが交互に行なわれる殺人的な状況だ。

 元オーナー、フィリップ・リグレー氏の「野球は太陽の下で行なうもの」という方針の影響で、昔からこのような不規則日程を強いられているカブス。歴代の監督はこの過酷な状況を問題視していたが、今季から同球団の指揮を執るマドン監督も「厄介な日程だ」と、ご多分に漏れることはなかった。

 「タフだよ。言い訳はしたくないが、この日程で戦うことは簡単なことではない」。そう嘆き節を続けるマドン監督は「本当に感心するよ。ここまで誰一人として日程に関する文句を言わないからね」と自軍選手の我慢強さについて言及した。

 先発した和田の好投もあり、投手陣は2失点と踏ん張りを見せたが、打線は疲れからか5安打1得点と沈黙。僅差の試合を落とした指揮官は「選手たちにはきょうよりもよいプレーをあすの試合で期待したいね」と最後にコメントを残し、球場を後にした。

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2015年5月26日のニュース