中田17号3ラン!日本ハム17安打12点でヤクルトに圧勝

[ 2015年5月26日 22:06 ]

6回2死一、二塁から右越え本塁打を放った日本ハム・中田

交流戦 日本ハム12―5ヤクルト

(5月26日 神宮)
 パ・リーグ首位の日本ハムがヤクルトに逆転勝ちし、交流戦初戦を制した。

 日本ハムは0―2の2回、安打と四球で築いた1死一、二塁から8番レアードの中前適時打で1点を返すと、1―3の3回には1死一、三塁のチャンスに中田の中犠飛、続く近藤のレフトへの適時二塁打で同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。

 同点で迎えた5回には、ヤクルト2番手中沢の制球難につけこんで1死一、三塁とし、中田の三ゴロが併殺崩れとなる間に1点を勝ち越し。さらに近藤の四球で一、二塁から浅間の代打・岡の中前打で加点、5―3と点差を広げた。

 日本ハムは続く6回にも2死一、二塁から中田が3番手・徳山の初球スライダーを右方向へ運ぶ17号3ラン。さらに杉谷の右前適時打で1点を加え、この回4点追加し大きくリード。その後も攻撃の手を緩めず、結局17安打で12点を奪う猛攻を見せて逃げ切った。

 ヤクルトは初回、先頭打者の山田の三塁打を足掛かりに2点を先取。2回には古野の中犠飛で追加点を挙げるなど主導権を握りながらも先発・古野がピリッとせず、5回もたずに降板したのが誤算。畠山の10号ソロなどで追いすがったが、届かなかった。

 試合前に入団会見を行ったばかりのヤクルト新外国人のデニングは4回、2死二塁の場面で投手・古野の代打として登場。メンドーサの投じた2球目を左膝付近に受け死球で出塁。期待される打棒のお披露目はお預けとなった。

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2015年5月26日のニュース