イチロー見事“偽装”守備「そこはもう賭け」

[ 2015年5月11日 10:18 ]

9回裏1死、一塁、ブランコの頭上を超える長打に対し、さも簡単なフライを処理するかのように見せかけるイチロー

ナ・リーグ マーリンズ2―3ジャイアンツ

(5月10日 サンフランシスコ)
 マーリンズのイチローが9回、右翼守備で見事な“偽装”を披露した。1点リードの9回1死一塁でブランコが大きな当たり。これをいったん捕球できるふりをして一塁走者の足を止め、フェンスに直撃した二塁打でも本塁生還を防いだ。

 AT&Tパークの右翼を公式戦で守るのは初めて。右中間フェンスは不規則なでこぼこがあり、「どう跳ね返るか分からないからそれはリスクだけど、そこはもう賭け。本当はセンターが(自分の意図を)知っていてカバーに来ることが前提としてあるけど、僕の動きにだまされていた」と話した。(共同)

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