1号もなぜかベンチは無人…カブス大型新人にいたずら“さく裂”

[ 2015年5月11日 05:30 ]

<ブルワーズ・カブス>3回、3ランのブライアントがベンチに戻るとなぜか無人。チームメートのいたずらに後を追うように奥に駆け込む(AP)

ナ・リーグ カブス4―12ブルワーズ

(5月9日 ミルウォーキー)
 期待の大型新人に待望の一発だ。カブスのブライアントが、2点を追う3回1死二、三塁から左中間へ逆転の1号3ランを放った。

 オープン戦で最多の9本塁打を放ち、打率・425、15打点をマークした注目ルーキー。それでも開幕をマイナーで迎えて、球団がFA取得を1年先送りさせたのではと物議を醸した。4月17日のパドレス戦でのデビューから21試合目にようやく出た初本塁打。「ちょっと時間がかかったけどね。いい気分だった。忘れられない日になると思う」。一塁手のリゾがいたずらでナイン全員をロッカールームへ移動させたため、本塁を踏む頃にはベンチは無人。主役もそのままベンチ奥へ駆け込み「みんなドアの向こうに隠れていて、押しくらまんじゅうみたいになって叩かれた。とても楽しかったよ」と笑顔を振りまいた。

 試合は9回に捕手のロスが6番手で登板するなど4―12の大敗を喫したが、23歳の逸材の一発は明るい材料になった。

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