離脱マー君を心配…ジラルディ監督「きのうはとても落ち込んでいた」

[ 2015年5月1日 05:30 ]

<ヤンキース・レイズ>ベンチから試合を観戦した田中

 右手首の腱炎と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしたヤンキースの田中について、ジョー・ジラルディ監督はレイズ戦前の会見で「去年のことと関係があるのかないのかは分からない。祈るしかない」と神妙に語った。

 最低1カ月の離脱となる見込みで「きのうはとても落ち込んでいた」と本人の様子を説明。前腕部は肘の故障につながりやすいだけに「手首よりも前腕部の方が心配」とし「私は監督で医師ではないが、7~10日間のノースローで済むなら投手にとっては長くない」と話した。

 田中は、5月1日(日本時間2日)からボストンで行われるレッドソックス戦の遠征には同行せず、ヤンキースタジアムで治療に専念する。今回の離脱は他球団の選手の関心も集めており、タイガースのエース左腕プライスは「気温1・1度の中で投げ、我々の本拠が(故障の)始まりだった」とツイッターに書き込み、23日のタ軍戦で氷点下に近い悪条件の中、中4日で先発したことが故障を引き起こしたとの見解を示した。

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