村田“元4番”の意地弾も笑顔なし 大田に対抗心「一番悔しい」

[ 2015年5月1日 05:47 ]

<巨・中>4回2死一、二塁、村田(右)は左越え3ランを放ち原監督に迎えられる

セ・リーグ 巨人5-3中日

(4月30日 東京D)
 「元4番」の巨人・村田は先制の3号3ランを放った。4回2死から大田、井端の連打で築いた一、二塁の好機。バルデスの初球、135キロ直球を左中間席へ運んだ。試合前まで得点圏打率は・111だったが「うまく腕をたたんで、理想的な本塁打でした」と振り返った。

 28日の初戦で2号アーチ。しかし、この時は途中出場で「悔しい思いがあった」という。3―3の7回は先頭で四球を選び三塁へ進むと、実松の三ゴロ失策の間にギャンブルスタートを切り、決勝のホームも踏んだ。2安打2四死球と全4打席で出塁した。

 これで3試合連続打点と復調気配だが、笑顔はない。「(大田)泰示が戻ってきていきなり3本(安打を)打った。こっちはまだ一度も(3安打が)ない。それが一番悔しい」と対抗心を燃やし、6番の打順についても「中軸を打つのが理想的」と上を見据えた。

続きを表示

2015年5月1日のニュース