流れ変えられず…広島・黒田炎上 今季ワースト6回5失点で交代

[ 2015年5月1日 20:13 ]

<ヤ・広>2回2死満塁、上田に走者一掃の三塁打を浴び、肩を落とす黒田

セ・リーグ 広島4―5ヤクルト

(5月1日 神宮)
 広島の黒田博樹投手(40)がヤクルト戦に先発し、6回を今季最多となる5失点で降板した。

 ヤクルト・小川との投げ合い。制球が定まらない黒田は初回、先頭の山田に中前打を許すと、1死一、三塁から畠山の三ゴロの間に1点を先制された。2回にも2死満塁で上田に走者一掃の3点三塁打。3回には雄平にソロ本塁打を浴びるなど、序盤で5点のビハインドを背負った。

 前回まで5度の登板ではいずれもクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を続けてきたが、期待を裏切る立ち上がりとなった。

 それでも4回、味方打線に梵の3ランが飛び出し2点差に。その裏、黒田はこの試合初めて3者凡退に抑えて立ち直ったが、代打を送られ6回で交代。2敗目(3勝)を喫した。

 最下位に沈むチームに、5月最初の試合で流れをもたらすことはできなかった。

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