オリックス連敗脱出ならず…馬原が痛恨被弾、楽天とドロー

[ 2015年4月11日 18:12 ]

<楽・オ>9回無死二塁、サンチェスが左中間に同点2ランホームランを放ち則本と抱き合う

パ・リーグ オリックス3―3楽天

(4月11日 コボスタ宮城)
 オリックスは延長12回の死闘の末に楽天と引き分け。連敗を止めることはできなかった。2点リードの9回に馬原が同点2ランを被弾し、逃げ切りに失敗した。

 オリックスは初回2死から3番・糸井の右中間への2号ソロで先制。バリントンが2回無死一塁から藤田に社中間へ適時二塁打を浴びて同点に追いつかれたものの、1―1で迎えた7回2死二、三塁から伊藤が左前タイムリーを放って2点を勝ち越した。

 その裏、バリントンが2死から四球を与え、代打の後藤に中前打を浴びて一、二塁のピンチを招いたが、救援した佐藤が切り抜け、8回も松井稼に二塁打を許したものの、無失点。だが、9回に3番手で登板した馬原が大誤算。先頭の銀次に二塁打を浴び、続くサンチェスには左中間へ同点2ランを浴びた。10回以降は4番手で登板した左腕・海田が踏ん張った。

 楽天は2回から毎回走者を出しながら8回まで得点は1点だけ。9回にサンチェスの同点2ランで先発の則本の“負け”を消したものの、その後の2死満塁、さらには延長12回の2死二、三塁と2度のサヨナラ機を逃した。

 8安打3失点で9回を投げ切ったエースは今季3度目の登板でも初白星を手にすることができなかった。3―3で迎えた12回は、抑えの松井裕が2三振を奪い3凡退で締めた。

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