ソフトB打線復調で連敗ストップ 3安打松田「もう大丈夫」

[ 2015年4月11日 17:05 ]

パ・リーグ ソフトバンク4―2日本ハム

(4月11日 鹿児島)
 ソフトバンクが効果的な3本の適時打で連敗を2で止めた。

 1点を先制されたソフトバンクは4回、中村晃が右前適時打を放ち、37イニングぶりの得点で同点に追いつくと、終盤の7回には相手の失策で勝ち越し。さらに無死一、三塁の場面から内川の右前適時打、2死一、三塁の場面から松田の左前適時打でリードを広げた。

 連続イニング無得点という記録にピリオドを打った中村晃は「深く考えずに目の前の一球に集中していれば、結果はついてくると思っていた。開き直って初球から打ちにいった」と4回の打席を振り返った。

 「中村晃のタイムリーがチームに勇気を与えてくれた」と語るのは内川。この日の活躍でソフトバンクに移籍してからは試合の開催地・鹿児島で19打数13安打。「自分は鹿児島では絶対打つ。7回の場面では“鹿児島男”に回って来たかな思っていた」と笑顔で語り、ファンを沸かせた。

 ダメ押しともいえる4点目を叩き出した松田は「みんなで点を取って勝てたことがうれしい」とリーダーらしいコメント。チームは5試合ぶりに2ケタ安打、自身も同じく5試合ぶりの安打を記録すると、3安打と猛打賞。「温かくなったし、もう大丈夫」と打線の復調を力強く語った。

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2015年4月11日のニュース