サンチェスが起死回生弾 デーブ監督「勝ちに等しい引き分け」

[ 2015年4月11日 18:36 ]

<楽・オ>9回無死二塁、サンチェスが左中間に同点2ランホームランを放つ
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パ・リーグ 楽天3―3オリックス

(4月11日 コボスタ宮城)
 2点を追う9回、敗色濃厚だった楽天を救ったのは新外国人サンチェスだった。無死二塁。2ボール2ストライクから馬原の真ん中やや外寄りに甘く入ったスライダーを完璧ににとらえた。来日第1号は左中間への起死回生の同点2ラン。ベンチに戻ると、9回を8安打3失点で投げ切った先発の則本と抱き合った。

 メジャー通算61本塁打。2011年にはオールスターにも出場した経験を引っさげての楽天入りだったが、開幕から不振にあえいで2軍落ち。この日、1軍に再昇格したばかりだった。

 チームは2度のサヨナラ機を逃して引き分け。それでも大久保監督は「勝ちに等しい引き分け。(サンチェスは)10日間ファームで一生懸命やってきて、きょう結果を残してくれたことがうれしい」と“ヒーロー”を称えた。

 先発の則本は3度目の登板も白星が付かなかったが、9回を投げ切って8安打3失点という内容に、指揮官は「十分に満足している」と評価した。

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