古田氏 古巣に“打倒カープ女子”指令 観客動員負けるな

[ 2015年2月5日 05:30 ]

捕手陣の練習を見る古田氏(右)と真中監督

 熱く、そして温かいエールだった。ヤクルト元監督の古田敦也氏(49)が沖縄・浦添キャンプを訪問し、現役時代にともに戦い90年代の黄金期を支えた盟友の真中監督を激励。「(真中)監督は人に愛されるキャラ。でもグラウンドでは厳しく試合に熱くなる。僕はやると思う」と太鼓判を押すと、「優勝もあると思っています」と力強く予想した。

 理由はブルペンにあった。この日は10投手がブルペン入りしたが、ローテーションを狙う若手投手陣が猛アピールする姿に黄金期がダブって見えた。「90年代の強かったときもそうだった。若くていい投手が入ってきて、切磋琢磨(せっさたくま)して成長していくもの」。お眼鏡にかなったのは古野、木谷、徳山。古田氏は「この中から1人が10勝したらチームにプラス」とハッパを掛けた。

 また、観客動員についても「最近は神宮でも阪神やカープ女子に押され気味。赤ヘル軍団に負けとったらあかん!!」と女性ファンの奪還も気に掛けた。野球殿堂入りを果たしたばかりの偉大な先輩からの言葉。真中監督は「勝つしかないね」とありがたく受け止めた。

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2015年2月5日のニュース