元プロが学生指導「冬季特別トレ」開始、明大・上原に鹿取氏助言

[ 2015年2月5日 15:34 ]

大学野球「冬季特別トレーニング」で鹿取義隆氏(左)に見守られながら投球する明大のエース上原

 元プロ野球選手が大学生に技術指導する「冬季特別トレーニング」が5日、川崎市のジャイアンツ球場室内練習場で始まった。午前は大学生26人が元巨人の篠塚和典氏らから指導を受けた。

 今秋ドラフト上位候補の左腕、明大・上原は今季初のブルペン入りで約50球を投げ、大学の先輩でもある鹿取義隆氏から「今ある角度を大事に」とアドバイスを受けた。1メートル90の長身と長い腕を生かすための助言を受けた上原は「角度=リリースポイントなので、角度の安定は投球の安定につながると思う。吸収できるものが多かった。自分のプラスにしていきたい」と振り返った。

 また、オリックスに入団した山崎福也から継承したエース番号11のユニホーム姿を披露。山崎の着ていたユニホームを受け継ぎ「着た瞬間、(山崎)福也さん(が使っていた柔軟剤)のにおいがしました」と話して笑いを誘いながらも「まだ11を背負える自信がない。堂々と背負えるように頑張りたい」と力を込めた。

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2015年2月5日のニュース