能見“4連投”365球 江夏氏「胸が痛くなった」発言に発奮?

[ 2015年2月5日 05:30 ]

ブルペンで熱のこもった投球を見せる能見

 阪神・能見が“4連投”でキャンプ第1クールを終えた。「想定内」という、毎日続けたブルペン入り。この日は誰よりも多い123球を投じた。

 「投げることに関しては例年通り。(球種は)真っすぐだけなんでね」

 球数は計365球。単純計算でキャンプ中に1500球以上を投げ込むことになる。「ブルペンは毎日入るようにしたい」。投球のほか、今キャンプでは下半身の強化を最大のテーマとし、午後からの個別メニューではランニングメニューの量を増やして体をいじめている。「一年通して粘り強く投げるために。そう簡単に崩れないように」と、今クールはあえて疲れ切った状態でブルペンで投げ込んだという。

 江夏臨時投手コーチからは9勝13敗に終わった昨年について「胸が痛くなった」と言われたという。復活への思いは当然、誰よりも強い。「昨年は防御率が(3・99に)跳ね上がったので、戻したい。あとは負け数も減らしたい」。本来の姿を取り戻すべく、徹底的に自身を追い込む。

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2015年2月5日のニュース