中崎 守護神へマエケンとスライダー、藤浪とはフォーク談義

[ 2015年1月23日 05:30 ]

大野での合同自主トレに初合流し、即ブルペン入りした広島・中崎

 広島・中崎翔太投手(22)が22日、大野練習場での合同自主トレに初合流。即座にブルペン入りした。

 前日21日に前田健と行っていた東京での自主トレを打ち上げた。意識したのは昨夏に152キロを計測し、終盤の飛躍の土台となったフォームだ。右足でタメをつくって左足を高く上げ、体を大きく使いながら腕を振る。捕手を立たせたまま直球30球、スライダー3球。ミットを叩く音は力強かった。

 「(ボールを)しっかり指にかけることをイメージして投げた。最初にしてはよかったです」

 中田、大瀬良、阪神・藤浪と約10日間、前田健が行う自主トレに初参加した。「マエケンさんにはスライダーの話をしてもらった。握りや腕の振り。藤浪クンとは中田さん、大瀬良さんを交えてフォークの話をしました。見逃しや空振りが取れる変化球がないとダメ」

 ともに今季のウイニングショットとしたい変化球。威力倍増した150キロ台の直球に、切れ味鋭いスライダー、フォークを身に付ければ、目標とする守護神の座は近づく。実績ある両右腕から吸収したエキスが、22歳の近未来に好影響を及ぼすのは確実だ。

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2015年1月23日のニュース