タイブレーク 今夏から“軟式”全国高校選手権で導入を提案へ

[ 2015年1月23日 05:30 ]

昨年8月31日、延長50回の死闘を繰り広げた崇徳―中京戦

 日本高野連は22日、大阪市内で軟式部委員会を開き、「タイブレーク方式」を今夏の全国選手権で導入する案をまとめ、3月20日の理事会に提出することを決めた。

 延長12回終了時に同点の場合、13回から無死一、二塁で任意の打者から攻撃に入る。決勝は延長15回引き分けとし、翌日に再試合を行う。昨夏の全国選手権準決勝の中京(岐阜)―崇徳(広島)が延長50回まで続き、選手の健康管理が問題視された。日本高野連の相沢孝行技術・振興委員長は「スムーズな運営に向けて進みたい。タイブレークが理にかなっている」とした。

 また、今春の地区大会でタイブレークが一律導入される硬式は全国9地区の代表者懇談会で、延長10回と13回から始める2つの方式から各地区が大会前に選択する方針を固めた。

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