ロッテ京大くん“えーちゃん”と呼んで「田中は普通なので…」

[ 2015年1月23日 08:43 ]

新人合同自主トレで四股踏みトレーニングに挑戦するロッテ・田中

 えーちゃんと呼んで――。ロッテのドラフト2位・田中(京大)が、愛称で呼ばれることを希望した。ロッテ浦和球場の室内練習場で新人合同自主トレに参加した右腕は「名字が“田中”で普通なので、ニックネームは難しいですよね。できれば下の名前で呼んでもらいたい。“えーすけ(英祐)”とか“えーちゃん”とか」と打ち明けた。

 現在、京大工学部に在籍。昨秋のドラフト以降、田中には常に「京大」という枕ことばがついて紹介されてきた。入団時にも「早く“京大の田中”から“ロッテの田中”になりたい」と話していたが、話題性だけでなく、一投手として認められたいというのが本音だ。

 同じ「田中」でもヤンキースの田中は「マー君」で浸透。このほかにもブルージェイズの川崎は「ムネリン」、広島・前田健は「マエケン」、日本ハム・斎藤は「佑ちゃん」と、ファンの間でも親しみを込めて呼ばれている。

 この日、田中はブルペンには入らず、キャッチボールの後は下半身強化を目的とした四股踏みトレーニングなどで汗を流した。「注目されることはある程度、想定していた。ここまでとは思っていなかったですけど。野球で結果を出すことが一番」。3月には京大を卒業する。プロで結果が伴えば「幕張のえーちゃん」という呼び名も定着するかもしれない。

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2015年1月23日のニュース