ジャイアンツ 歴史的一発のクロフォード「うれしい限りだね」

[ 2014年10月2日 15:15 ]

4回に満塁弾を放ったジャイアンツのクロフォード (AP)

ワイルドカードゲーム ジャイアンツ8―0パイレーツ

(10月1日 ピッツバーグ)
 1日に行われたナ・リーグのワイルドカードでジャイアンツのブランドン・クロフォード内野手(27)が遊撃手としては初めてプレーオフで満塁本塁打を放った。

 両チーム得点なく迎えた4回、ジャイアンツはパイレーツ先発のボルケスを攻めたて、無死満塁とすると、打席にはクロフォード。

 この場面でクロフォードはボルケスが投じた4球目のナックルカーブを完ぺきにとらえると、打球はライトスタンドに突き刺さる先制満塁弾。

 ピッツバーグのパイレーツファンを沈黙させたこの一発は遊撃手としてはプレーオフ史上初となる満塁弾となり、クロフォードは大リーグの歴史に名を刻んだ。

 「あの場面では三塁走者のサンドバルを何とかホームに還そうとだけ考えていた。ホームランが打てるとは思っていなかった」と打席を振り返るクロフォード。

 「今までたくさんの偉大な遊撃手がプレーオフでプレーしてきたが、自分がそんな特別なことを成し遂げたなんてうれしい限りだね」と歴史的一発にクロフォードの声は弾んだ。

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2014年10月2日のニュース