ソフトB “ヒット集”で攻略イメージバッチリ

[ 2014年10月2日 05:30 ]

練習を終え引き揚げる秋山監督

 ソフトバンク・秋山監督は94年に巨人と中日が同率首位同士で最終戦を迎えた「10・8決戦」を引き合いに出し、「144試合、全力で戦うシーズンはなかなかない。いかに自分のできることをできるかだ」と自力での優勝決定へ向けた心構えを説いた。

 全体練習前には、通常試合当日に行う野手ミーティングを1日前倒し。指揮官からは「ディクソンだけでなく、松葉、マエストリと出てくる。そういう(中継ぎの)映像も用意してほしい」との注文がスコアラーに飛んだ。約20分間の直近の映像に加え、打者が打った「ヒット集」も用意。オリックスの難攻不落の方程式が打たれる映像を目に焼き付けることで、攻略のイメージを膨らませるためだ。「あしたの試合は、それだけ大事だ。先発は早い回に交代する可能性もある。もう一度、確認しておこうとなった」と藤本打撃コーチは説明。主砲の李大浩(イ・デホ)は「いかに平常心を持って打席に入れるか。1打席目が重要になる」と意気込んだ。

 シーズンの直接対決は11勝11敗1分け。白黒つける最終戦。ダイエー時代の00年以来、14年ぶりとなるペナントレースの本拠胴上げへ、人事は尽くした。

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2014年10月2日のニュース