秋山監督 最終戦で劇的Vに男泣き!7度舞い「幸せです」

[ 2014年10月2日 22:50 ]

<ソ・オ>3年ぶりリーグ優勝を果たし、胴上げされるソフトバンク・秋山監督

パ・リーグ ソフトバンク2―1オリックス

(10月2日 ヤフオクD)
 レギュラーシーズン最後の144試合目で劇的サヨナラV。大喜びするナインの元へ走り寄る秋山監督の目はみるみるうるんだ。そして、歓喜の胴上げ。1、2…7回。地元・ヤフオクドームの宙に舞った。

 「幸せです。ただ、ひと言ですね」。優勝監督インタビュー。就任6年で3度目のリーグVを成し遂げた指揮官は、そう言ってまた目をうるませた。

 苦しんで、苦しんで、ようやく手にした栄冠。終盤の失速でマジックを点灯させることができなかった。「きょうの試合、勝てば優勝。そういう試合は選手、監督として一回も味わったことなかった。そんなプレッシャーを選手たちは味わったと思う」。押しつぶされそうな重圧をはねのけ、勝利をつかんだナインを思いやった。

 「全員でここまできた。キャンプから日本一を目指してスタートし、144試合目いっぱい戦ってここまできた。ひと山、ふた山ありますが、一歩ずつ前進して日本一を目指したいと思う」。

 頼もしいナインがベンチから見つめる中で、指揮官は力強く頂点を見据えた。

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