阪神 甲子園CS残った!最終戦で2位広島に勝って0差

[ 2014年10月2日 05:30 ]

<広・神>3回2死、大和は鈴木誠の打球を好捕したかに見えたが判定はヒット

セ・リーグ 阪神4-2広島

(10月1日 マツダ)
 阪神が1日、2位の広島との直接対決を制し、本拠地でのクライマックスシリーズ(CS)開幕に望みをつなげた。初回にマット・マートン外野手(32)がチーム20イニングぶりの適時打で先制すると、その後も小刻みに得点。4―2で逃げ切り、広島とゲーム差なしに詰め寄った。阪神は今季レギュラーシーズンの全日程を終了し、75勝68敗1分け。敗れた広島は最終戦となる5日の巨人戦に勝つか引き分けで、2位が確定する。

 最後の打者・小窪の打球が大和のグラブに収まると、和田監督は少しだけ表情を和ませた。絶対に負けられない戦いに勝利。逆転2位への望みをつないだ指揮官の言葉も、熱を帯びていた。

 「やるだけのことは、やったんでね。あとはチームとしては、もうCSの準備に入る。意地らしきものは、見せられたかな」

 レギュラーシーズン最終戦。負ければ3位が確定する戦いで、チームをけん引したのはキャプテンだった。鳥谷は満足そうに汗を拭った。「1年間、出続けられて、フルイニングで3割を打ててよかった。大切な試合だったのでよかったです」。1点リードの3回1死三塁で中前打を放って2点目を生み出すと、先頭で迎えた8回の第4打席でも左前打で出塁して勝利を決定づける4点目のホームを踏んだ。

 この日で3年連続フルイニング出場が確定。しかも、自己最高打率となる・313も残した。指揮官は「常に“3番・鳥谷”のところから(オーダー表を)書き始めるくらいの、いてくれて当たり前の存在みたいになっている」と絶賛。その上で「(3年連続フルイニング出場は)日頃の自己管理、トレーニングあってのことだから。CSまでもう一度コンディションを整えて、やってもらいたい」と期待した。

 チームを鼓舞したのは鳥谷だけではなかった。2点リードの3回2死、中堅に飛んだ鈴木誠のライナー性の打球に大和はダイビング。捕球をアピールしたが、ワンバウンドとみなされた。この判定に和田監督は審判団に詰め寄って抗議。アピールは認められなかったが、熱意は伝わった。

 前哨戦を一丸の戦いで制して、10日後の決戦(ファーストステージ)に弾みをつけた。指揮官は自信満々に語る。「可能性のあるところに向け最善を尽くす、というところでは戦えた」。昨年のファーストステージは広島に2連敗で終戦。リベンジのお膳立ては整った。

 ▼阪神・能見(6回1失点で9勝目)最後なので。飛ばしていった。

続きを表示

この記事のフォト

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2014年10月2日のニュース