“いつかは俺が”現実に！国学院大・新ケ江デビュー戦飾った　

＜国学院大・青学大＞リーグ戦初先発初登板し、勝利を収めた国学院大・新ケ江

東都大学野球第５週第２日 国学院大３―１青学大

（10月1日 神宮）
　２回戦２試合が行われた。国学院大はリーグ戦初登板初先発の新ケ江一聡（しんがえ・かずあき）投手（３年）が、青学大打線相手に６回２／３を５安打１失点で初勝利。チームは連勝で今季初の勝ち点を挙げた。拓大は中大を５―１で下して１勝１敗のタイとし、連敗を５で止めた。

　国学院大・新ケ江が、リーグ戦初登板で１勝を手にした。３回に１点を失ったが、直球とチェンジアップを軸に丁寧にコースを突き６回２／３を１失点。「４年生のためにも勝ち点を取ろうと思った。無我夢中で投げた」と胸を張った。国学院栃木では甲子園出場なし。大学では前日に初めてリーグ戦のベンチ入りを果たすと、この日の朝に先発を告げられた。竹田利秋総監督から「考えすぎずに思い切って腕を振って投げろ」とアドバイスを受け、実践した。「今までスタンドで見ていて“いつかは俺が”と思っていた」と話す３年生左腕に、鳥山泰孝監督は「強い気持ちを持って一球一球投げてくれた」と称えた。

　▼青学大・岡野（３失点完投も３敗目）調子は凄く良かった。（３失点した）３回は変化球を狙われてしまった。