広島・広瀬 開幕赤信号 右太腿裏に張り、3軍調整

[ 2014年3月15日 07:13 ]

 激痛だ。広島・広瀬が14日、右太腿裏の強い張りのため1軍の関東遠征を外れ、3軍調整することになった。主力の離脱に首脳陣は困惑。開幕1軍枠を巡る野手の絞り込みは混沌(こんとん)としてきた。

 奇禍が起きたのは12日の阪神戦(甲子園)。4回に中前打を放ち、白浜の二塁打で生還した際、異常を訴えた。野村監督は「そこまで重症じゃないと報告を受けたが、開幕には間に合わないんじゃないかな」と語った。

 オープン戦残り7試合で、1軍枠の野手は現在18人。当初は15、16日のロッテ戦(QVC)で絞り、最後5試合は本番を想定して戦う予定だったが、広瀬の離脱で軌道修正を余儀なくされた。

 「誰が落ちるのか、または上がってくるのか。登録ギリギリまで悩むと思う」。対左腕で昨季、打率・309を挙げた右打ちの外野手を開幕前に欠き、指揮官は2軍も含めて人選する意向だ。

続きを表示

2014年3月15日のニュース