明徳義塾・馬淵監督「決勝で会おう」約束したのに…

[ 2014年3月15日 05:30 ]

智弁和歌山・長(左)と明徳義塾・岸は、健闘を誓いガッツポーズ

第86回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会

(3月14日)
 明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は、智弁和歌山の高嶋監督と2月に会食し「決勝で対戦しよう」と話したばかりという。

 「まあ、しょうがないわ。同じようなタイミングで出てるのに今まで当たらなかったのが不思議なぐらい」と笑った。智弁和歌山とは春6度、夏は11度も同時出場しているが、対戦は初優勝を決めた02年夏の決勝1度だけと意外に少ない。プロ注目のエース岸を擁し、優勝候補にも挙げられるが「岸は今、絶好調に近い。智弁打線にはちょうど合うかもしれんけど」と最後まで本音は隠した。

 ≪02年8月21日、夏の甲子園決勝VTR≫明徳義塾は3回2死二塁から沖田の三塁打で1点を先制し4回には田辺、山口の一発で加点。7回に森岡(現ヤクルト)の2点三塁打など打者9人の猛攻で4点を奪い勝利を決定付けた。投げてはエース田辺が智弁和歌山を2点に抑え、悲願の初優勝。92年に松井秀喜(当時星稜)を5敬遠してから10年、馬淵監督も男泣きした。

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2014年3月15日のニュース