阿部 力説「盗塁阻止は投手8割、捕手2割の作業」

[ 2014年2月15日 08:24 ]

巧みなけん制とクイックモーションでスポニチ記者を惑わす阿部
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 一般的にプロの投手がクイックで投げた場合、始動から捕手が捕球するまでのタイムは1・2秒。捕手の捕球から二塁送球は2秒。これに捕球後のタッチするまでの時間を加えた3・4秒が守備側の平均タイムといわれる。一方、走者の二盗の平均タイムは3・5秒。そのため理論上は二盗を成功させるのはほぼ不可能となる。

 ところが実際は、送球がそれたりすることもある。プロの捕手の盗塁阻止率は、40%で一流といわれる。阿部は、「盗塁阻止は投手8割、捕手2割の作業」と話している。

 盗塁阻止のためにはバッテリー間の協力が不可欠だ。ちなみに、今キャンプで計測した小林の捕球から二塁送球のタイムは、約1・87秒。試合でのタイムは不明だが、練習では平均タイムを上回った。

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