菅野が今年初ブルペン 守護神・西村も衝撃「速かった」

[ 2014年1月22日 05:30 ]

ブルペンに入り、投球練習をする菅野

 巨人・菅野が川崎市のジャイアンツ球場で今年初めてブルペン入り。捕手を立たせたまま、カーブなど変化球も交ぜて25球を投げた。「まだ5、6割」とゆったりと力を抜いたフォームだったが、速球は勢いがあり、通りかかった守護神・西村も「衝撃です。とにかく速かった」と思わず足を止めた。

 「去年に比べたらいいかな、という感覚はある。指にかかっている感じがある」

 昨年12月のハワイ優勝旅行後、米アリゾナで年をまたいで自主トレ。体幹トレーニングで体に強靱(きょうじん)さが増した。「エンジンが大きくなったみたいな感じ。踏んだら(速度が)出るけど、踏まなくてもある程度は出るというような」。独特の言い回しで昨季との違いを表現した。

 力を入れずに力強い球を投げることが可能になれば「体の負担も軽減できる」。目標は200投球回で、「コンスタントに7、8回を投げられるようにしたい」と言葉に力を込めた。楽天・田中のように大きなエンジンを積み、勝負どころではその威力を最大限に発揮する。2年目へ着実に進化を遂げている。

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