中日・平田 4番獲り猛アピール フェニックスL志願出場へ

[ 2013年10月15日 06:00 ]

 新生ドラゴンズの4番獲りへ早くも猛アピール開始だ。中日の平田良介外野手(25)が16日、宮崎で行われているフェニックスリーグに出場している2軍中心のチームに合流。1軍で活躍した今季は参加を免除されていたが、17日のDeNA戦(ひむか)から志願出場する。

 「シーズンの終わりごろにいい感じで打てていたので、できるだけ長くその感覚を維持したいと思って直訴しました」

 この日はナゴヤ球場での秋季練習に参加し、たっぷりと汗を流した。球団は平田、武藤、矢地が16日からフェニックス・リーグに参加することを発表したが、ケガ人の補充要員の他の二人とは意味合いが違った。

 今季は終盤戦で4試合に4番で出場。規定打席には届かなかったが、自己最多の118試合に出場し、打率・289、15本塁打、55打点とキャリアハイの成績を残した。落合GMが監督だった05年のドラフトで、独断に近い形で1位指名した秘蔵っ子。07年の日本シリーズ第5戦では日本ハム・ダルビッシュから日本一を決める決勝犠飛を放つなど、大舞台での強さを見せてきた未完の大器が、いよいよ主砲の座を狙う。

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2013年10月15日のニュース