関東西濃運輸が初出場初V 元日本ハム戦士も歓喜 高円宮賜杯

[ 2013年10月15日 06:00 ]

<九州電力大分・関東西濃運輸>初優勝を決め喜ぶ関東西濃運輸ナイン

スポニチ主催高松宮賜杯第57回全日本軟式野球大会1部最終日

(10月14日 大分市・別大興産スタジアムほか)
 2会場で準決勝と決勝が行われ、関東西濃運輸(群馬)が決勝で九州電力大分を5―1で破り、初出場初優勝を飾った。決勝では2回までに5点を奪い、3投手の継投で押し切った。最優秀選手賞は、準決勝で完封勝ち、決勝でも2番手で2回零封した左腕川野智洋投手が獲得した。

 <群馬関東西濃運輸>元社会人オール高崎の4番新井裕が、初回1死一、三塁で中堅へのエンタイトル二塁打で1点を先制。2死後、元BCリーグ、群馬ダイヤモンドペガサスの6番川村主将が、右前に2点タイムリー。2回には元日本ハムの山田憲の中越え三塁打などで2点を加えた。山田は「野球ができるだけで幸せです」としみじみと話し、野球部長を兼ねる羽鳥義雄社長は「専用球場もない。試合はいつもぶっつけ本番ですが、みんな頑張ってくれました」とナインを称えた。

 ▼九電大分・金子大清投手 右手中指にマメができて自分の投球ができなかった。ただ、3回から変化球を8、9割に変えたら、その後は点を取られず、良かった。

 ▽決勝
九州電力大分
 001 000 000─1
 320 000 00X─5
関東西濃運輸
 (九)金子-大村
 (関)内田、川野、通事-川村

 ▽準決勝
JBC Wharp(兵庫)
 000 000 00─0
 102 010 12X─7
関東西濃運輸(群馬)
 (J)木下、天野、井上-蔭山
 (関)川野-川村

九州電力大分(大分)
 000 000 001─1
 000 000 000─0
圏 外(奈良)
 (九)金子-大村
 (圏)坂口将、坂口裕、辻村拓-麻田、坂口将、麻田

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