渡辺監督「後手後手に回った」…4年連続CSもファイナルSは一度だけ

[ 2013年10月15日 06:00 ]

<西・ロ>肩を落としてグラウンドを後にする渡辺監督(中央)ら西武ナイン

パ・リーグCSファーストステージ第3戦 西武1―4ロッテ

(10月14日 西武D)
 シーズン8連勝フィニッシュの勢いを生かせず、08年以来の日本一奪回の道のりはファーストSで途絶えた。失意のまま左翼席のファンへ頭を下げた西武の渡辺監督は「悔しいっちゃ悔しい。先制点を取られて、後手後手に回ってしまった」と唇をかんだ。

 短期決戦の怖さを思い知らされた。20安打15得点と猛打を振るった第2戦から一転、再三の先制機を生かせなかった。6回に浅村の右犠飛で1点差に詰め寄るのが精いっぱい。「結果として負けた。選手はよくやったと思う」とナインをねぎらった。

 昨年に続きファーストS敗退となり、4年連続でCSに出場しながら、ファイナルステージに駒を進めたのは1度だけ。指揮官は「この悔しさを来シーズン以降に生かしてほしい」とチームの進化を期待した。

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2013年10月15日のニュース