日本ハム、二岡に戦力外通告 現役続行は「もう少し考えて結論」

[ 2013年10月3日 15:42 ]

日本ハムから戦力外通告を受けた二岡

 日本ハムは3日、二岡智宏内野手(37)に来季契約を結ばないことを通達した。

 1998年ドラフト2位で巨人入り。ルーキーイヤーから126試合、打率・289、18本塁打の好成績。新人王は投手主要タイトルを総なめにした同期入団の上原に譲った。

 2000年9月24日の中日戦で、リーグ優勝を決めるサヨナラ本塁打。02年には日本シリーズMVPに輝いた。03年、自身初の全試合出場、初の打率3割(・300)をマークし、ベストナインに選ばれた。

 06年4月30日の中日戦で、プロ野球史上初の2打席連続満塁本塁打。07年は自己最多の83打点を挙げた。

 08年、選手会長に就任も開幕戦で右ふくらはぎを肉離れ。9月には右足首を捻挫。同年オフに日本ハムにトレードされた。

 移籍後も勝負強さは健在。10年5月19日の巨人戦で、史上18人目の12球団本塁打を達成した。今季は36試合出場、打率・071。

 通算成績は1457試合、1314安打、173本塁打、622打点、打率・282。

 二岡は「このような形になって、今後他球団からお話をいただくチャンスがあれば、聞かせていただきたいと思います。ただ現状は体のこともあるので、現役を続行するか否かに関しては、今後自分なりにもう少し考えて結論を出そうと思います。5年間、ファイターズとファンの皆様にはお世話になり、感謝いたします」とコメントした。

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2013年10月3日のニュース