巨人の白石オーナー 王会長のコミッショナー就任は否定的

[ 2013年9月24日 21:47 ]

 巨人の白石興二郎オーナーは24日、東京都内で取材に応じ、ソフトバンクの王貞治球団会長の次期コミッショナー就任に否定的な見解を示した。「王さんを中心に考えたいと思っていたけれど、王さんの事情から難しそうだなという感触がある」と話した。

 報道陣からヤフオクドームで発言を伝え聞いた王会長は「こちらから、どうのこうのという話じゃないしね」と語った。

 統一球を今季から飛びやすく変更しながら公表していなかった問題の責任を取って、加藤良三コミッショナーが19日に辞意を表明した。オーナー会議議長を務めるオリックスの宮内義彦オーナーを中心に後任の人選を進めている。

 巨人の渡辺恒雄球団会長らも王会長のコミッショナー就任を熱望していた。白石オーナーは「全球団が納得できる人でないといけない。各球団で意中の人がいたら宮内さんに連絡して、それを絞り込んで、どうするか考えていく」と話した。

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2013年9月24日のニュース