バレンティンが初の退場処分に ストライク判定で球審に暴言

[ 2013年9月24日 20:04 ]

<ヤ・巨>7回無死、見逃し三振のバレンティン(右)は判定に抗議し、渡田球審から退場にされる

セ・リーグ ヤクルト―巨人

(9月24日 神宮)
 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が24日、神宮球場での巨人戦でストライクの判定に怒り、暴言で来日来日3年目で初の退場処分となった。

 9―2と7点をリードした7回無死の第4打席、高木京のカウント1―2から内角低めを見逃し三振に倒れた。渡田球審の判定に納得いかないバレンティンは不満をぶつけ、退場処分となった。

 この日、初回の第1打席は遊ゴロ、3回の第2打席も遊ゴロ併殺、5回は中前打。9月18日のDeNA戦(横浜)で5回に三嶋から58号ソロを放って以来、5試合23打席、本塁打がない。第1打席でも不満顔を見せていた主砲は「状態も良くない中でああいう球をあのように判定され、いらいらした」と話し、暴言を吐いたことも認めた。

 試合前には出身地であるオランダ領キュラソーの大臣らから表彰を受けた。11月には祝賀パレードも予定されているという。経済担当のスタンリー・パーム大臣は「島のみんなも遠い日本でこのような結果を残し、熱狂している」と話したが、試合では、残念な結果に。

 小川監督も「打撃の調子もいらだちも、悪い時の状態になっちゃっている」と話した。

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