“天王山”Ｖ打の菊池「絶対ＣＳ行きたい」

＜中・広＞７回、菊池（右）は勝ち越し適時中前打を放ち、石井一塁コーチとタッチ

セ・リーグ 広島５―３中日

（9月24日 ナゴヤＤ）
　広島の菊池は、ＣＳ進出を懸けた４位・中日との直接対決で値千金の決勝適時打。７回、丸の適時三塁打で同点に追いついた直後に決勝打を放ち「みんな本当に勝ちたいという気持ちが前面に出ていたので、僕もそれに乗っかれて良かったです」と興奮気味に振り返った。

　規格外の守備範囲と意外性のあるバッティングで、球団史上初のＣＳ進出が迫るチームの快進撃を支えている。９８年から１５年連続Ｂクラスに沈み、チームにはＡクラス経験者さえほとんどいない。それでも「まだ２年目なのでちょっとわからないですけど、絶対ＣＳ行きたいと思います」と“怖いもの知らず”の若武者が堂々宣言した。