東海大山形野球部で体罰 監督が2年生部員に平手打ち

[ 2013年9月8日 06:00 ]

 春夏通算9度の甲子園出場を誇る東海大山形の硬式野球部で今月1日に男性監督(35)が2年生部員1人の頬を平手で数回叩く体罰を加えていたことが7日、分かった。部員は口の中を切り出血したが、軽傷という。

 同校は監督を謹慎させ、山形県高野連にも事実関係を報告。私立高校を所管する県学事文書課によると、ほかに体罰がなかったかなどを調査するよう同校に指示が出された。学校側は「全ての部員から事情を聴き、他にもそのようなことがなかったかを調査する」と説明した。東海大山形によると、体罰があったのは1日午前の練習中。その後、監督は部員の保護者に謝罪したという。

 この日行われた秋季県大会村山地区予選では男性コーチ(33)が監督代行を務め、山形学院に8―4で勝利した。

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2013年9月8日のニュース