張本氏　野球復活に期待も　2020年は「おるかいないか分からんしね」

　野球評論家の張本勲氏（７３）が８日、ＴＢＳ系の情報番組「サンデーモーニング」（日曜前８・００）に出演。２０２０年夏季五輪の開催都市が東京に決まったことを受けて、「日本でやるなら野球いれてくれればいいのにね」と野球・ソフトボールの“五輪復活”に期待した。

　７年後の２０２０年は「おるかいないか分からんしね」とユーモアを交えながらも、「うれしいよ」と五輪開催を喜んだ張本氏。経済効果に期待しながらも「サラリーマンの人たちが上がればいいけど。一部の人だけがいい思いをするのはやめてもらいたい」と辛口意見も飛び出した。

　８日（日本時間９日未明）のＩＯＣ総会第２日では２０年五輪の実施競技が決まる。最後の１枠を争う３競技のうちレスリングが有力とされているが、張本氏は「３つ入れればいいのにね。日本でやるなら野球いれてくれればいいのに」とやはり野球・ソフトボールを後押し。ゲスト出演した日本ビーチバレー連盟会長の川合俊一氏（５０）は「レスリングは有力ですけど、人気があるのは野球。スカッシュは新しいスポーツを入れていきたいＩＯＣの意向もある」とコメントした。