DeNA “大型右腕”冨田を支配下登録 高校時代はマエケンの控え

[ 2013年7月30日 06:00 ]

 DeNAは29日、育成2年目の冨田康祐投手(25)と支配下選手契約を結んだと発表した。

 背番号は111から68に変更となり「時間がかかったが、これでやっとスタートラインに立てた。自分の持ち味である真っすぐと打者に向かっていく気持ちを前面に出して、早く1軍の戦力になれるように精いっぱい頑張ります」と語った。

 1メートル86、86キロの恵まれた体格から投げ下ろす最速152キロの直球、スライダー、フォークが武器。PL学園では広島の前田健と同期で2番手投手だった。青学大を中退し、独立リーグ・四国アイランドリーグplusの香川を経て、11年育成ドラフト1位で入団。2年目の今季は2軍で守護神を務め、19試合で1勝6セーブ、防御率1・77の好成績で支配下枠をつかんだ。守護神の山口が右脇腹痛で戦列を離れるなど救援陣が手薄な中で、首脳陣の育成出身右腕に寄せる期待は大きい。

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2013年7月30日のニュース