大谷 連敗止める!登板試合はここまで不敗「流れをつくりたい」

[ 2013年7月30日 06:00 ]

練習前、球団関係者に右手首を見せる大谷

 日本ハムの二刀流ルーキー・大谷が連敗ストッパーとなる。チームは6連敗中で借金6の最下位。後半戦初登板となる30日ロッテ戦(QVCマリン)に向け「何でもいいので勝てればいいし、その流れをつくりたい」と決意を口にした。

 前半戦は5試合に先発して2勝0敗。大谷の登板試合はチームも4勝1分けと負けておらず「不敗神話」を持っている。この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設でブルペン入りし、カーブやスライダーを交えて30球を投げた。28日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の練習前に右手首に湿疹ができたが「かゆみは少しあるけど大丈夫。調整もいつも通りできました」と明るい表情を見せた。

 球宴では19日の第1戦(札幌ドーム)で1イニングを投げた。13球全て150キロを超える直球を投じ、自己最速タイの157キロを披露。「1イニングだったので思いきりいけた。先発でああいうのはできるか分からないけど、試したりはしたい」。試合序盤から飛ばす。そして、球宴を再現するような150キロ台を連発する。

 ▽同姓投手の先発対決 現役では横浜・吉見祐治(現ロッテ)と中日・吉見一起が09年に3度対戦し、一起が3勝。11年5月23日には楽天・川井貴志と中日・川井雄太(現登録名は雄太)が投げ合って雄太が勝利した。昨年10月3日には高卒新人のソフトバンク・武田翔太が日本ハム・武田勝に投げ勝ち、同日に阪神・伊藤和雄がプロ初登板で同姓の中日・伊藤準規と投げ合った。

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2013年7月30日のニュース