巨人 松井氏に来春コーチ打診 “臨時”含め「ずっと話している」

[ 2013年7月30日 06:00 ]

松井氏(左)はジーターからプレゼントを受け取る

 早ければ来春にも巨人・松井コーチが実現する。巨人の桃井恒和球団社長(66)は29日、コーチ招へいに関して「松井君にはずっとそういう話はしている。具体的な形はまだだがね」と臨時コーチも含め打診を続けていることを明かした。

 球団は原沢敦球団代表兼GM(57)を交渉窓口に専任。同代表はこの日、ヤ軍に招待され貴賓席から広岡勲球団アドバイザーらと引退式典を見守り「これだけ大きなセレモニーをしてもらえる選手は(日本人選手で)初めてでしょう。思い出に残る試合を見させていただいた」と話した。

 関係者によると、式典後に松井とも会談したという。松井は現在、ニューヨークを生活拠点としており、今後については「これから時間をかけて少しずつ探っていけたら」と白紙を強調。来季、正式なコーチ就任は難しい場合でも、春季キャンプでの臨時コーチなら実現の可能性は高い。

 渡辺恒雄球団会長(87)はこの日夜、都内で取材に応じ「意思は伝わっているから。いずれ来てもらうべく全力を尽くす」とあらためて決意表明。来季の入閣については「彼も一休みしなきゃダメだろうし、来季からなんて考えていないだろう」と慎重ながら「監督になるステップは本人も知っているだろう。準備をして、万全を期して、できるだけ早くなってもらいたい」と心待ちにした。巨人復帰へ、球団一丸でラブコールを送り続ける。

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2013年7月30日のニュース