村田 4番阿部歩かされ気合「初球行こうと決めて」逆転V二塁打

[ 2013年7月30日 22:07 ]

<巨・ヤ>3回2死満塁村田は適時二塁打を放つ

セ・リーグ 巨人4―1ヤクルト

(7月30日 東京D)
 これが首位チームの巨人の層の厚さか、1点ビハインドで迎えた3回2死満塁、前の打者4番阿部が歩かされて迎えた5番村田の打席。初球を叩くと逆転となる左越え2点二塁打となった。

 ヤクルトにとってはここをしのげば接戦に持ち込めただけに、村田の勝負強さが際立った。2死二、三塁となった場面で4番阿部となり、村田は「状況見れば勝負するわけがない」とネクストバッターズサークルから気合を入れていた。前の打席で初球を見逃して好機を逸しただけに「初球行こうと決めて(打席に)入って、甘いところに来てくれた」とV打を振り返った。

 前カードの中日戦では送りバントを決めるなど、大技小技をこなし勝利への姿勢は揺らぐところが全くない。

 4連勝のチームは今季最多の貯金22とした。6連戦が5週続く最初の戦いをものにした。30日は若手の笠原が先発とあって、村田は「早めに援護点を取りたい」と頼れる5番は力強く次の戦いに目を向けた。

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2013年7月30日のニュース