三浦 球宴から中4日も魅せた133球「アウト取ることだけ考えた」

[ 2013年7月24日 21:33 ]

<中・D>5回2死一、二塁 和田を三ゴロに打ち取り好守の中村を指さす三浦

セ・リーグ DeNA4―0中日

(7月24日 ナゴヤD)
 札幌でのオールスター第1戦(19日)から中4日。先発のマウンドに立ったDeNA三浦が後半戦開幕を飾った。中日打線を7回無失点、3安打5四球と走者を得点圏に送られながらも本塁だけは踏ませなかった。

 「アウト取ることだけ考えた。先制してもらって、アウトを取ろうと思って投げた」と目の前の一人ずつを丁寧に抑えた133球となった。調子そのものは「あんまり良くなかった。鶴岡がリードしてくれた」と本塁打を含む3打点の女房役に感謝しきりだった。

 セ最年長対決となった47歳11カ月の山本昌とは6月30日にも投げ勝っており、通算5勝無敗。「たまたま」と謙虚だが、粘りが持ち味の三浦にとってピッチングの極意を披露する最高の相手だ。この日は史上27人目の3000投球回も達成。「長いこと投げて来られたということ。勝てたのが一番大きい」と振り返った。

 最高の後半戦スタートとなったチームは今季2度目の4連勝。25日も勝てば、今季最長の5連勝、そして3位に浮上する。

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