走者1人も出さず!田沢―上原 完璧リレーで勝利呼び込む

[ 2013年7月24日 12:42 ]

レイズ戦の9回に登板し、1回を三者凡退に抑え、サルタラマッキア捕手(左)とハイタッチするレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス6―2レイズ

(7月23日 ボストン)
 レッドソックスの田沢は23日(日本時間24日)、レイズ戦で3―2の7回2死二塁から3番手で登板し、1回1/3を投げ無安打無失点3三振だった。防御率は2・84。上原は6―2の9回から4番手で登板し、1回を三者凡退、2三振だった。防御率は1・59。ともに勝敗やセーブは付かず、チームは6―2で勝った。

 ア・リーグ東地区首位のレッドソックスは田沢と上原の完璧な救援で勝利を呼び込み、6連勝で0・5ゲーム差まで迫っていた2位のレイズを退けた。

 1点リードの7回2死二塁で、先に登板したのは田沢。強気な直球勝負で3球三振に仕留めてピンチをしのぐと、続投した8回も三者凡退。「ここ最近では一番良かったと思う」と自賛した。

 9回を締めた上原は、直前に追加点があったため、セーブは付かなかったが「気持ち的にもすごく楽になった」と11球で三者凡退。登板数は上原がチーム最多の47で、田沢が2番目に多い46とフル回転が続くが、上原は「1試合目でも100試合目でも、同じ気持ちでやる」と意気盛んだった。(共同)

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