原監督 続投前提で補強&ドラフトへ意見交換 渡辺会長に前半戦報告

[ 2013年7月24日 06:00 ]

 巨人・原辰徳監督(55)が23日、読売新聞東京本社を訪れ、渡辺恒雄球団会長と白石興二郎オーナーに前半戦の報告を行った。原監督は今季が2年契約の最終年。来季の契約について具体的な話は出なかったが、続投を前提とした上で今後の構想などについて意見を交わした。

 2位・阪神に2・5ゲーム差をつけ、貯金18の首位で前半戦を折り返した。渡辺会長は18日に「Bクラスにならん限り続投だろう。Bクラスになる可能性はまずないよ」と事実上の来季続投を明言したばかり。約1時間の3者会談を終えた原監督は「私の来季の話は全く出ていない」と前置きし「その部分は超越した話をした。生え抜きの選手が出てきているのでそれは続けたい、と。ドラフトの戦略の話もありました」と巨人では歴代3位タイとなる11年目のシーズンへ向けた話し合いに及んだという。

 原監督はその後、都内の球団事務所に向かい、桃井恒和球団社長と原沢敦球団代表兼GMにも報告。桃井球団社長は「契約となると先の話だが、我々も続投という前提のもと動いているし、話をしている」と現場レベルでも補強やドラフト戦略について14年をにらんだ意見交換を重ねた。

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2013年7月24日のニュース