桐光・松井2週間ぶり実戦登板で145キロ 3回3K零封

[ 2013年6月23日 06:00 ]

雨の中登板し3三振を奪った桐光学園・松井

 昨夏の甲子園で1試合22奪三振の大会記録を樹立した桐光学園の松井裕樹投手(3年)が22日、常葉学園橘(静岡)との練習試合に7回から登板=写真。3回を1安打無失点で3三振を奪った。チームは5―0で勝利した。

 実戦登板は約2週間ぶりだったが、雨が降る悪条件の中、最速は145キロを計測。雨脚が強くなり始めた8回には、走者なしの場面でも制球を優先し、セットポジションでの投球に切り替えた。「いろんなことをやっていこうというのが見える」と野呂雅之監督は満足そうに話した。

 松井は20日の練習でも雨の中で投げ込みを敢行するなど、本番で雨が降った際の対策も万全。9回の最後の打者からは直球で空振り三振を奪い、笑顔で整列に加わった。

続きを表示

2013年6月23日のニュース