藤浪 プロ初の連敗…最短4回KO、自己ワースト5失点

[ 2013年6月23日 17:20 ]

3回までに5点を失い、ベンチで汗をぬぐう阪神・藤浪

セ・リーグ 阪神4―6DeNA

(6月23日 横浜)
 阪神のルーキー藤浪が23日、横浜でのDeNA戦で、リーグ戦再開後初の登板に臨んだが、4回で73球を投げて3安打5失点(本塁打1)、7三振4四死球で、今季3敗目を喫した。阪神は今季初の5連敗。

 藤浪は1回、先頭の石川に対しストレートの四球。山崎の犠打で1死二塁といきなり得点圏に走者を背負う。モーガンはカットボールで遊ゴロに打ち取ったが、続くブランコに1ボール1ストライクから152キロの直球を捉えられ、右中間スタンドへの先制24号2点本塁打を浴びてしまう。続く中村にも左翼線への二塁打を許したが、荒波を空振り三振に抑えて2失点で終えた。

 2回は下位打線を三者凡退。松本を直球で一ゴロ、高城をオール直球で3球三振、三浦も直球で中飛に打ち取った。

 新井良、西岡のソロ本塁打で同点に追いついて迎えた3回も、藤浪はピリっとしない投球。石川に2打席連続で歩かせ、1死後モーガン、ブランコに連続で四死球を与えて1死満塁。打者中村の場面で2ストライクから3球目のフォークがすっぽ抜け、暴投で勝ち越し点を許してしまう。中村はフォークで空振り三振に斬ったが、続く荒波には追い込んでからの直球を捉えられ、左翼のマートンが飛び込んだがキャッチできず2点二塁打とされた。藤浪は3回を終えてプロワーストの5失点。

 4回、先頭の高城を暴投で出し、2死三塁と再びピンチを招いたが無失点。藤浪はプロ最短となる4回で降板し、16日の楽天戦に続く連敗。5月26日の日本ハム戦以来、4試合白星なしとなった。

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