新井貴、V奪回宣言!「自分たちの力で巨人を倒さないと」

[ 2013年6月18日 10:09 ]

仙台空港から大阪行きの飛行機に乗り込む新井

 阪神の新井貴浩内野手(36)が17日、今季にかける思いをスポニチに激白。首位を走る巨人を倒してのV奪回を誓った。「他力じゃなく自分たちの力で巨人を倒さないといけない」。21日からリーグ戦が再開される。広島時代から数え、プロ15年目での自身初優勝へ背番号25のバットが、さらに火を噴く。

 猛虎が置かれている立場は挑戦者に他ならない。交流戦を終え開幕から62試合を消化し35勝25敗2分けの貯金「10」で2位。首位・巨人とのゲーム差は2・5も3位の広島には8・5差をつけており、巨人と2強の様相を呈している。05年以来となるリーグ制覇を狙う上で最大のライバルが巨人であることは明らか。新井の口調も自然と強くなった。

 「全チームがライバルで全試合が大事。でも上にいるのは巨人だけ。そこを倒していかない限りは…。自分たちで巨人を倒して上がっていかないと。他力じゃなく自力でね」

 今季の開幕戦はベンチスタート。4月7日の広島戦から6番でスタメン出場も苦しんだ。一時は打率1割を切った時期もあったが、自らの力で道を切り開いてきた。

 「(去年と違うところは)肩が治ったこと。周りも、僕の肩がよくないと思っていたし。今に見ておけよと思っていた」

 過酷なリハビリを乗り越え右肩は完治に近い状態。痛みが癒えたことで本来の打撃もよみがえりつつある。今季は17日現在、61試合で打率・302、30打点。本塁打8はチームトップを行く。昨年の交流戦終了時点は60試合で打率・236、4本塁打、28打点と低迷しており「飛ぶ」統一球になっていたとはいえ、状態が雲泥の差だ。

 「打率3割とか、自分の成績は何とも思わない。それよりも、まだまだ。後半戦に向けてどんどん打ちたい。試合を決めたり、勝負をひっくり返せるような一打を打ちたい」

 ここまで巨人と9戦し6勝2敗1分け。それでも、新井にはみじんの油断もない。「(今までとは)状況が違う。これだけ差が詰まったら向こうも目の色が変わってくる。引き締め直していかないと」。阪神移籍後の08年、10年はあと一歩でリーグ優勝を逃した。「当時の悔しさもある。ただタイガースは挑戦者なんだから1試合、1試合。一つ、一つ勝ち星を積み重ねていくしかない。突っ走れるぐらいになりたい」。シーズンは残り82試合。夢の実現へ猛虎の主軸が「最強のチャレンジャー」として強敵に立ち向かう。

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