谷亮子議員 統一球問題に苦言「選手にとって非常に重要」

[ 2013年6月18日 07:54 ]

プロ野球の統一球が飛びやすいように調整されながら公表されていなかった問題に苦言を呈した谷亮子議員

 プロ野球の統一球が飛びやすいように調整されながら公表されていなかった問題で、巨人の谷佳知選手(40)を夫に持つ生活の党の谷亮子参院議員(37)が17日、スポニチ本紙の取材に「選手にとっては非常に重要なこと」と苦言を呈した。

 2011年に“飛ばない”統一球が導入された際、谷選手は「重たくなった」と言っていたと言い、統一球の変更について「選手たちは違いを感じていたと思う。長年やっていると感覚や感触で違いが分かる」と指摘した。

 自身の柔道選手時代を振り返り「柔道着が変われば絶対に違いが分かる」と、柔道着を例に挙げて説明。97年に国際柔道連盟が青色のカラー柔道着を正式に導入し、00年には襟の規格を「厚さ1センチ以内、幅5センチ以内」と決定。それでも、対戦相手に簡単につかまれないよう、襟が分厚かったり、袖口が小さいなどの「違反柔道着」が欧州を中心に横行していた。

 谷氏は「相手の袖をつかんだだけで規格に合っていないことが分かるし、白と青では色が付くだけでも感触が違う。プロの選手にはちょっとしたことが大きい」と強調。日本野球機構(NPB)に対して「ファンをがっかりさせないでほしいし、今後はこういうことのないよう管理をきちんとしてほしい」と注文を付けた。

 また、7月の参院選比例代表に元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)が日本維新の会から、五輪体操金メダリストの塚原光男氏(65)と、格闘家の佐竹雅昭氏(47)が自民党から出馬することについて「スポーツ界がいろいろな問題を抱えているので、国会にもスポーツの力が必要」と話していた。

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