尾崎行雄氏 しめやかに通夜 張本、高田氏ら500人が参列

[ 2013年6月18日 21:15 ]

尾崎行雄氏の遺影が飾られた祭壇=18日夜、東京都荒川区

 プロ野球や高校野球で剛速球投手として活躍して「怪童」と呼ばれ、13日に68歳で死去した尾崎行雄氏の通夜が18日、東京都荒川区の町屋斎場で営まれた。大阪・浪商高(現大体大浪商高)の先輩にあたる張本勲氏や同校後輩でプロ野球DeNAの高田繁ゼネラルマネジャーら約500人が参列した。

 東映(現日本ハム)でも先輩後輩だった張本氏は「思い出してもこれだけの投手はいない。『向こうにいったらまた一緒に野球をやろう』と伝えた」と話し、高田氏は「直球だけで20勝できる投手はいなかった。68歳は早いよね」と残念がった。甲子園大会で名勝負を繰り広げ、神奈川・法政二高で1学年上だった柴田勲氏は「最後(の大会)は彼の剛腕にやられた。良きライバルだった」としのんだ。

 葬儀・告別式は19日午前10時から町屋斎場で行われる。

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