専大 18点先勝!“入れ替え戦男”荒木 大暴れ5安打4打点

[ 2013年6月18日 06:00 ]

<専大・拓大>9回2死一塁、専大・荒木が右前打を放ち、この試合5安打の大当たり

東都大学野球入れ替え戦1回戦 専大18―7拓大

(6月17日 神宮)
 専大が1929年の創部以来初の1部昇格が懸かる拓大を18―7で下して先勝した。両チーム合わせて31安打20四死球と荒れた試合となったが、専大の5番・荒木翔平外野手(3年)が5安打4打点を挙げる活躍で、1部残留に王手をかけた。18日は2回戦が行われる。

 専大は「入れ替え戦男」の荒木が、勝負強さを発揮した。3回2死満塁から左前へ2点適時打を放つと、その後の4打席も安打を重ね5安打4打点の大暴れ。昨秋の東洋大との入れ替え戦でも本塁打を放っているだけに、「相性がいいですね。監督からは“技術ではなくて気持ち”と言われていました」と振り返った。1部復帰した今春リーグ戦では33打数5安打、打率・152と不振に陥った。1週間前にグラウンドを訪れたOBの矢幡(ヤマハ)から軸足に体重を残すようにアドバイスを受け、すぐに実践した。19安打18得点で初戦を取った高橋薫監督は「大変な試合になった。野手が頑張ってくれた」と3時間42分の乱戦に疲れ切った様子だった。

 ▼拓大・内田俊雄監督(11四死球の投手陣に)打たれるのは構わないが四死球は情けない。奮起してもらいたい。

続きを表示

2013年6月18日のニュース