プロ球界は一様に歓迎 内海「日本の野球がもっと強くなる」

[ 2013年6月18日 20:36 ]

元プロの指導者条件大幅緩和

 プロ野球経験者に高校野球などの指導者への門戸が大きく開かれることが日本学生野球協会の理事会で承認された18日、プロ球界には喜びの声が広がった。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局次長が「長年の望みが実現する。底辺拡大の使命に一体となって取り組める」と語り、日本プロ野球選手会の松原徹事務局長も「母校の後輩に会いに行けるのが一番うれしい」と喜んだ。

 高校野球で監督経験のある日本ハムの阿井英二郎ヘッドコーチは「その都度、改善して、前向きに慌てずやっていくことが一番。慎重にいってくれればいい」と話した。DeNAの中畑清監督は「親子なのに自由に指導できなかったりするのはあり得ないからね」と正常化を期待した。

 巨人の内海哲也投手は日本代表の国際試合を見据え「高校生に指導できれば、日本の野球がもっと強くなる」と期待した。引退後の選択肢として喜ぶ声も多い。中日の山崎武司内野手は「一つの選択になる」と話し、ソフトバンクの本多雄一内野手も「セカンドキャリアの面でもいいこと」と歓迎した。

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2013年6月18日のニュース